医師紹介

ごあいさつ

ほり整形外科が建つこの場所には、かつて遠浅の海が広がっていました。海の幸に恵まれた漁師町の活気を感じながら、私は幼少期を過ごしました。現在の海岸線は、はるか彼方に離れてしまいましたが、漁師町としての息づかいを残しつつ新しく生まれ変わったこの町で、地域の医療に携われることを誇りに思います。医師としてのこれまでの経験を基に、私を育ててくれた地元の方々の診療に貢献したいと考えています。

私は開業するまで整形外科医として20年以上、広島県内の総合病院で手術を中心に研鑽を積んでまいりました。前任の中国労災病院では慢性疾患、急性疾患を問わず、年間300例以上の整形外科手術に携わってきました。ただし、病気や怪我の治療は、手術が全てではありません。さまざまな治療法の中から、患者さんにとってどの治療が最善か、患者さんご自身やご家族と相談しながら選択し、安心、安全な治療を提供すること。そして必要があれば、より高度な専門機関に紹介させていただくこと。それが私たちの役割だと思っています。

手術を受けたほうが良いのかどうか、手術以外の治療はないのか、地域の方々が気軽に相談できるような身近な存在を目指してまいります。整形外科の病気や怪我でお困りの方がいらっしゃいましたら、どうぞ当院までご相談ください。